なんてこった司法書士試験まであと4日

 一度放棄した法律の学習にもう一度取り組んでみようと思ったきっかけは、放送大学の面接授業だった。

 特撮映画を見て評論文を書くという講座で、受講生は博物館学芸員、看護師、ライター、元教師、元公務員など様々だった。博物学とか心理とか福祉とか看護学とか文学とか、興味の対象や今まで学んだり経験してきた分野の違いが、それぞれの論文に表れてるように感じた。私の論文は妙に理詰めで異質だった。

 

 過去に法律を学んだことは、何の意味もなかったと思っていたけれど、実は私の物の見方とか文章の書き方に影響を及ぼしていたようだ。リーガルマインド(法的思考力)と呼べるほどのものではないのだけれど、事に当たるとき、直感や雰囲気に頼らず、論理性とバランスを考える癖がある‥。

 

 試しにもう一度勉強してみよう。どこまでできるかわからないけど。

そんなふうに考えて勉強を始めたのだけど、司法書士試験ってかなり大変。蟻地獄にハマったようなもので、しょっちゅう絶望を味わう。